よくある話を列挙します。
勉強・学校の話
- お金次第、遺伝や生活環境にも相応に影響する。
- 読解力や理系センスはやはり地頭が必要。
- 本当の勉強センスは高校から問われる。義務教育の中学までは基本努力次第。
- 30-40年以上、学校で教える内容はほぼ同じで変わっていないので古い教材でもOK。
- 小学生は中学受験組と非受験組で、勉強の二極化が起こっている。
- 小学生の時が一番自由時間があるが、中高は部活・勉強で時間がない前提で計画する。
- 中学までに習う内容が少なすぎて、高校で異様に増えるため、理系がどんどん減る。
- 簡単な中学までの勉強を勉強と勘違いするミドルレンジの子が高校で一番苦しむ。
- 高校で一度は勉強漬けでのめりこめば、勉強の楽しさややりたい専門分野がわかる。
大学入学後の事も考えると、一度は高校で勉強にのめりこんで欲しい。 - 現実は、勉強しない高校生が増えている(小中でスマホ・ゲーム中毒になりそのまま)。
- 少子高齢化の中、義務教育の中学まではどんどんシステム学習化が進む。
- 中学までに学習習慣・やり方を確立して、高校はそれを実践する期間が理想。
IT学習・IT実務の話
- 職人的センス。訓練と努力だけで一流になれる。
- 本やネットさえあれば、誰でも学習できる。年齢や環境もあまり関係ないかも。
- 小学校の勉強の進み具合が遅いので、小学生のIT学習はかなり大変。
- 中学生は部活と受験があるので、中学生でゼロからITを始められる子は少ない。
- 高校生の情報科目で初めて学ぶ生徒は増えてきた。が、入門レベル。
- ハイエンドとローエンドの高校生はITをやるケースが増えてきた。
- 海外留学や海外就職を考えるなら、IT実務スキルはあるに越したことはない。
- レベルが上がるごとに、独学にしてもそれなりに本代やIT実務経験も必要で大変。
- ITはいろいろな分野があり、プログラミングだけがITではない。
- IT実務=IT基礎レベルの知識+IT応用の選択専門分野をいくつ持てるかが勝負。
- 古い非IT企業だと、総務部門の延長線上で、下請け地位が抜けていない場合も多い。
- 中小企業では一人情シス状態がまだまだ多い。引継ぎがなく、ブラックな面も多い。
- 5・10年で中身が変わり、流行りがある。常にキャッチアップする必要がある。
- 時代が進むごとに新しくて楽しい、期待感がある。どんどん簡単になっている。
- ITを使う人材になればよいが、ITに使われる人材になると、職がなくなるリスク有。
小中高時代はあっという間に終わってしまいます。
今の時代は個性・自由教育と、経済縮小(効率重視)・競争過多というストレスのたまる時代です。
短い小中高の間に、自由にやりたい事をやって伸ばせる所を伸ばす一方で、無理無駄なく受験勉強したり、独自にITスキルを身につけておかないと間に合わない、自己責任の大変な時代です。
ステレオタイプの受験勉強・IT学習・自由放任主義に流されても、わが子に合わない事を強いていては結果は出ません。その判断を下す情報のきっかけになればと思います。