勉強嫌いのミドルレンジの子なら、塾の授業だけでも集中して勉強してくれるなら(週2・3日以上は必要かもしれませんが)、中学科目までなら平均点位まではなんとかなります。
たいそうなメソッドや復習法自体も必要なく、ただ単にまじめに勉強の絶対量さえこなせば少なくとも成績は上がります。
それでも成績が上がらない場合は、自宅での最低限の復習見直し学習もしていない場合と、そもそも学校での授業を真面目に集中して聞いていない場合です。特に後者の学校学習は親の盲点であり、結構当てはまるケースは多いです(学校にいる時間が一日の内で一番長く、手抜きできるので、学校で手を抜いて塾でだけ、がんばる子は結構多いです。親からすると「学校でがんばってもダメだから、塾で頑張る」前提で最初から思いがちで、ここでのボタンのかけ間違いから直す努力は必要です)。
経験則として、下のローエンドの時と同じように、基本的に甘えさせると、逆効果です。ここが難しいポイントです。勉強内容を無視して厳しく対応するのも、物わかりの良すぎる親として甘くするのもダメです。。無理な学習量を減らすのと、厳しく繰り返し暗記復習させることを両立しないといけません。
次はそれでもダメなローエンドの話です。学習障害ADHD/LD・ゲーム中毒などの診断が出ている場合も多いですが、起立性障害で不登校ぎみの場合、本人は本当にがんばっていても体がついてこないので、努力だけですまないものです。
後は、
- できる限り暗記知識量を限定して、わかるレベルの理屈だけに限定して。
- 毎日(塾や自宅学習問わず)見て思い出して復習する作業する。
- 塾側も、同じことでも繰り返して説明して、理解できるまで次単元に進まない。
- 本人に学習作業へのこだわりがあれば、そのこだわりの中だけでも許すが、前進させる。
- 多すぎない勉強時間を決めて、毎日小テストや確認をしながら、上積みしていく。
- 内向的性格の場合、親や学校や塾の先生に質問や相談できない前提で、ルーティン学習項目を決めていく。
AGSでも、オンライン学習ツールを少しずつ充実させていますが、毎日の問題演習ツール(即結果がわかる一問一答形式と、従来型の添削赤ペン形式)両方ともかなり使える事がわかってきました。
- ハイエンドの子は勝手にどんどん次の勉強ができる。
- ミドルレンジの子は「面倒くさい」作業の勉強をいかに減らして、楽して楽しくルーティン学習が進む。
- ローエンドの子はいろんな理由で「質問できない」わからない事を、先生に伝えられる。結果的にストレスが少ない状態で、日々自分のペースで学習できる。
- 高校以上の難しい問題ほど添削赤ペン形式で、データ蓄積しながらよりマニアックに細かい事まで復習できる。
- 中学以下のできて当たり前問題は、一問一答形式で、もっと楽に効率よく繰り返しできる。(得した感があるので、面倒がやる気に変わる)これが大きい!!
- 生徒別のオリジナル問題や暗記方法が使えるように、どんどん新規にコンテンツを追加していっています。(既製品システムではなくAGS独自に作るので、いろんなアイデア教材も多い。生徒個人が好きな問題集から問題を作ることもあり)
- 単にビデオ講座数やシステムの問題集数を増やしてもダメ。
中学まではもう十分量が世に出回っていて、量はいらない。効率・やる気になるかどうか。
高校以上のハイレベル教材は昔ながらの一人ひとりの添削赤ペンサポートに回帰しつつも、どこまでシステム化するのかというアナログな調整がないと役立たない。
いろいろ苦労して、塾や予備校またそのオンラインサービスを使ってみて、それほどうまく行かない(又はバカみたいなお金がかかりすぎる)場合、ダメモトのつもりでかまわないので、AGSを活用して見て下さい。