AGSのABツールまとめ表(クリックで開きます)
AGSのAツールが万人向け(勉強嫌いの子でもできる、勉強できる子の効率的な基礎知識確認)だったのに対し、「B応用演習ツール」は偏差値55以上の中上位者向けハイレベル演習、特に難易度の高い高校の勉強レベルを対象にしています。
Bツールは記述式の添削問題をオンライン化し、答案をデータベース化し、ストックしていきます。
赤ペン形式か、個別指導するかなどして、そこから自分用のメモ・まとめ作成を連携させています。
ハイレベル大学受験では、自分だけの間違いノートだけが最大の武器になり、かつ膨大な量になり、いつでも見直し参照できるかがポイントとなります。このツール化が長年の課題でしたが、何とか形になってきました。
オンライン講座やITツールといえば、すぐにオンラインビデオ講座などを思い浮かべるかもしれませんが、今は実は教育ビデオ教材はYoutube無料を含め、ありすぎて困るぐらい、この1年でビデオ視聴自体はほぼ重要ではなくなってきました。
逆を言えば、どこかの有料ビデオ講座は1種類だけです。それで理解できなければ、結局他のビデオ講座を探す羽目になります。だったら最初から無料のたくさんあるビデオ講座から選ぶ方が理にかなっています。AGSでは有料・無料ビデオ講座自体を含めて横断的にデータ収集しています。自分に合うインプット教材を個別に選んでいく。そこまでが大変ですが、それ以上に大変なのがアウトプットです。
レベルが高くなるにつれて「問題を解きっぱなし」で放置することがどうしても増えてきてしまいます。。その利用効率を最大化していきます。
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以下高校レベルの大変さ、記述式の難しさを説明します。わかりやすい英数科目について述べます。
義務教育の中学の簡単な学習範囲に対して、高校(大学受験)は、急に難しくなり、知識量も圧倒的に増えます。その分、全科目履修ではなく、選択科目や文系理系に分かれます。
皆さんに言っていますが、中学までの学習量が3だとすれば、高校は6、ハイレベル大学受験だと10以上です。
だからこそ、公立中学の上位者が高校になって、中高一貫校出身で粛々と勉強を続けてきた子に張り合うにはそれなりに受験勉強に徹しないといけないということです。
大学受験の英語は、基本しか出ない高校受験と違い、例外文法や辞書レベルの知識が全てです。学術論文の英語が出されて、そもそも中身がわからず、わけのわからない日本語訳を書くというのがあるある話です。大学受験の英語採点をしていても、白紙答案、3割以下の点数が多くなります。
AGSの高校英語では、では英語長文の全文訳、全文法解釈を質問・答える学習を基本としています。
毎回の添削全文訳をくり返し、一覧でストックを参照出来て、自分なりのまとめ・間違いノートを作成していく作業です。
英単語暗記はAツールを使っていますが、辞書を引いて線を引く作業が高校ではメインとなります。
なお中学までは基本文法だけで、ほぼ満点がとれるので、Aツールのみで十分です。
数学は、半数はなんとか大学受験をこなしているのが現状だと思います。
やはり数2・3で急に微分積分や三角関数が難しくなり、文系が増えてしまう割合が年々増えているようです。三角関数の角度ではなく、ラジアンが必要な理由を説明できる高校生はやはり少ないです。。
AGSではある程度パターン出来る数学は、スキマ時間で気軽に見直しできるAツールを応用したものを使っています。